浄土宗平和賞活動報告

2014年05月30日

第6回浄土宗平和賞、浜○かふぇ(福島教区浜通り組青年会)が受賞

平成26年5月20日 東京

浄土宗平和協会平成26年度総会は5月20日、宗務庁(東京)第一会議室で行われ、その席上、「第6回浄土宗平和賞」の授賞式が行われた。今回受賞したのは、2011・3・11東日本大震災で、自らも被災しながらも、「浜○かふぇ」と題して、仮設住宅などで巡回カフェを実施している福島教区浜通り組青年会(馬目一浩会長)。同青年会は、3・11以降、毎週水曜日に巡回カフェを開催。活動は平成23年度28回、24年度47回、25年度41回(約50会場)に及び、カフェにあわせて落語会、音楽会など各種イベントを開催し、避難住民の憩いの場、として、また住民の不安や様々な生活上の問題を傾聴する場となっている。浄平協は決定理由として「原発事故はその収束にかなりの時間を要することが見込まれるなか、今後とも被災住民のための継続的な活動を期待して、理事の総意として平和賞に決定した」としている。プレゼンターの荻野順雄浄平協理事長より、賞状、副賞の彫金レリーフ(日展参与三橋國民氏制作)、副賞50万円の目録を授与された。

荻野理事長と浜○かふぇのメンバー