ブックギフト活動報告

2013年12月31日

第6回ブックギフト、新たに名古屋でも実施

in Tokyo/平成25年11月30日、in Kansai/平成25年12月1日、in Nagoya/平成25年12月22日

私費留学生に希望の図書を贈呈する第6回ブック・ギフトは、11月から12月にかけて、東京(大本山増上寺)、名古屋(建中寺=名古屋市東区)、関西(大本山百万遍知恩寺)の3カ所で行われた。3会場で合計66人の留学生が、嬉しそうに希望図書を受け取った。

ブック・ギフト活動は、浄平協の主要な活動の一つで、今年から新たに名古屋地区で実施された。東京都、愛知県、関西圏の大学に通学する私費留学生に、日本語でレポートを書けば、1万円以内の希望する図書を受領できる、というもの。本年度の作文のテーマは、「日本で学んで好かったと思う時」、外国人とは思えない流ちょうな日本語で書かれたレポートが集まった(別掲記事参照)。

11月30日に贈呈式行われた東京会場では、東京大、立教大など10の大学から18人の応募があり、増上寺大殿で、荻野順雄浄平協理事長から図書を受け取った。国籍別では中国14人、韓国2人、台湾1人。12月1日の関西会場は、百万遍知恩寺で行われ、37人の応募があった。京都大学が9人、大阪大学5人、佛教大学4人などで、東アジアだけでなくインド、スリランカ、ベトナム、モンゴル、マレーシアなどからも応募があり、服部法丸台下より、直接、図書を受け取ったほか、御影堂で数珠繰りなどを体験した。

今回初めての開催となる名古屋会場では、初回にも関わらず中国ほかネパール、インドなどの留学生12人の応募があった。名古屋大、愛知県立芸術大など5校からの応募で、12月22日、建中寺本堂で荻野理事長より、本を受け取った。その後、建中寺の徳川家墓所を見学したほか、抹茶の接待を受けるなど日本文化の一端を体験した。全体で、大学院生46人、学部生17人、研究生3人。

大本山増上寺大殿でのブック・ギフトin Tokyoの受賞者