浄土宗平和賞活動報告

2011年06月10日

第3回浄土宗平和賞、海外の教育支援事業を推進する「テラ・ネット」が受賞

平成23年6月6日 京都

新装なった和順会館の和順ホールにて、浄土宗平和協会の平成23年度総会にひき続き、第3回浄土宗平和賞の授賞式が行われた。今回は福岡教区嘉穂組真福寺の副住職・堀眞哲師が代表を務める「テラ・ネット(Terra Net)」が受賞、浄土宗平和協会総裁・浄土門主伊藤唯眞猊下より、賞状・額装彫金レリーフ並びに活動資金として副賞が手渡された。

テラ・ネットは、平成7年の阪神・淡路大震災でボランティア活動を行った佐賀県を中心とする僧侶が中心となって発足したもの。テラ・ネットの「テラ」は、ラテン語で地球、大地の意味、お寺のネットワークでもあり、地球のネットワークも意味し、日本とアジアの橋渡し役として、バングラデシュでの中学校建設などの支援を行ってきた。

授賞式で伊藤唯眞猊下は、「テラ・ネットが初期の目的に向かってますます発展していくことを期待している」と述べられると共に、支え合いの共生社会の実現の重要性を語られた。

 

浄土門主伊藤唯眞猊下から浄土宗平和賞を授与される堀眞哲師