ブックギフト活動報告

2010年12月08日

第3回ブックギフト in Tokyo、43名に希望図書を贈呈

平成22年11月28日

私費留学生希望図書支援の第3回ブックギフト in Tokyoの授与式が、11月28日大本山増上寺大殿で行 われた。事業には東京都内の大学、専修学校19校から中国、台湾など4カ国43人の応募があり、授業など で欠席の学生をのぞき41人の私費留学生が、集まった。

大殿では、浄平協副総裁で、大本山光明寺法主の宮林昭彦台下から、日本の仏教についての話を聞き、 希望の本を受け取った。日本仏教の伝統儀礼に、感動する留学生の姿が目立った。

「ブックギフト」は、都内の大学に通う私費留学生の勉学に資するため、希望の図書1万円以内、4冊 までの図書を贈呈する活動。「日本に来て、もっとも感動したこと」をテーマに、日本語で小論文を寄せて 頂き、合計78冊の図書を贈呈した。授与式では、留学生を代表して台湾(中華民国)の胡雅凌さんが、宮林 台下から図書を受け取り、「今後の勉学の励みとしたい」とお礼の言葉を述べた。 来年は、東京での実施はもちろんのこと、関西地区でもこの事業を行えるよう準備を行っている。

 

増上寺大殿で宮林副総裁より希望図書を受け取る留学生