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ブックギフトの活動報告

ブックギフト2021報告

2022.01.26

 

2021年のブックギフト贈呈式は5会場で行われ、総勢88名の学生が受賞された。

inTokyoは、大本山増上寺様を会場に26名が、inMiyagiでは、仙台の愚鈍院様を会場に12名が、inKansaiでは、大本山百万遍知恩寺様を会場に37名が、in Nagoyaでは、名古屋の建中寺様を会場に12名が、inFukuokaは博多の善導寺様を会場に2名の参加者を迎えそれぞれ開催となった。

新型コロナウイルスにより開催の中止も懸念されたが、各会場のご理解ご協力を得て、徹底した感染対策のもと開催でき、受賞者の学生も数名の欠席者がでたものの、多くの学生が元気に参加された。

本年は2会場(宮城・福岡)で初の授賞式となり、応募者も年々増えております。これは、平成20年度から始まり15回目を迎えたブックギフトが浸透し、この事業が母国を離れ日々勉学にはげむ多くの私費留学生の大きな支えになっていることが伺える。将来、留学生の皆様が国境を越えて手に手をとり共に平和な世界の実現に向けて歩まれることを切に念じます。

各会場での詳細は、会報ダーナにて掲載致しますのでご覧ください。

また、このブックギフトは賛同いただく会員のご理解により活動しております。まだ会員登録がお済みでないお方は下記のURLか浄土宗平和協会事務局までご連絡下さい.

浄土宗平和協会事務センター

住所622−0003

京都府南丹市園部町新町火打谷5 教傳寺内 0771−62−0442

お問い合わせ

ブックギフト2020報告 宮城、福岡でも募集を開始、今回は合計で54名から応募

2021.01.15

in Tokyo/令和2年12月5日、in Kansai/令和元2年12月13日、in Nagoya/令和2年12月13日、in Fukuoka/令和2年12月6日

 浄土宗平和協会の主事業の一つである私費留学生図書支援ブックギフト、今年度は合計54人の留学生が希望する図書を受け取った。今回から、東京、京都、名古屋に加え、宮城、福岡でも事業を開始、計5ヶ所で募集活動を行なった。残念ながら、宮城での応募はなかったものの、福岡では1名のみではあったが応募があり、来年以降の事業の広がりに希望が見えた。
 今回の小論文のテーマは「私の心を豊かにするもの」。家族や趣味に関することなど私的な日常を描いたものや、母国への思いや留学してからの人との交流などに思いを馳せたものなど、さまざまな心温まるエピソードが綴られた小論文が寄せられた。
 12月初旬から中旬にかけて、コロナ禍の中、4地区において授与式を実施、感染対策を施しつつ、希望図書を応募者の手元に無事届けることができた。今年は例年とは違い、応募者には事前の健康観察をお願いするとともに、事情があって授与式を欠席した場合でも、希望図書を自宅に届ける特例措置を取り、応募者全員に図書を授与することにした。
 今回の傾向として、大学院生からの応募が多く、4会場合計で、大学院生36人、学部生17人、専門学校生1人だった。また、昨年に引き続いて応募したという声も多く聞かれ、特に東京、京都、名古屋地区でのブックギフト事業の浸透度がうかがえた。

増上寺でのブック・ギフトin Tokyoの様子

第12回ブック・ギフト、「平和への想い」を綴り、今年は28名から応募

2019.12.28

in Tokyo/令和元年12月8日、in Kansai/令和元年12月15日、in Nagoya/令和元年12月15日

 浄土宗平和協会の主事業の一つである私費留学生図書支援ブック・ギフトが、今年も東京、関西(京都)、名古屋地区で開催され、12月初旬、3カ所で合計28人が希望する図書を受け取った。今年の小論文のテーマは「平和への想い」。留学生らしく、各国の価値観を思わせるそれぞれの「平和」を綴った小論文に、気づかされることが多くあった。
 ブック・ギフトin Tokyo は、今年で12回目。都内の3大学から4名の応募があった。12月8日の図書授与式は、大本山増上寺大殿にて行われ、法要では大本山増上寺執事・井澤隆明師に導師をお勤めいただき、今後も勉学に励まれるようにと激励のお言葉を述べられた。国際仏教学大学・張美僑さんから留学生を代表してお礼の言葉があった。広瀬卓爾浄平協理事長からは、一人でも多くの留学生が参加されるよう、声をかけてほしいと要請などを話された。
 ブック・ギフトin Kansaiは12月15日大本山百萬遍知恩寺に於いて開催され、近畿各地の私費留学生15名が参加した。7大学からの応募があったにも関わらず、全てが中国から留学生という珍しい応募状況であった。当日は御影堂でお勤めをし、留学生も一緒に一枚起請文を拝読し百万遍数珠繰りを行った。その後、場所を移し図書贈呈式を執り行った。大本山百萬遍知恩寺法主・福原隆善台下より、留学生一人ひとりに希望の図書が贈呈され、激励の言葉がかけられた。陳泓宇さんのお礼の言葉に続いて、山北光彦浄平協副理事長からご挨拶があった。
 ブック・ギフトin Nagoyaでは、ベトナム3名、中国3名、ウズベキスタン1名、韓国1名、ペルー1名と5カ国5大学9名の留学生から応募があった。12月15日、建中寺本堂での授与式では、抹茶の接待を受けるなど日本文化の一端を体験した後、村上真瑞建中寺住職に導師をお勤めいただき法要を行なった。その後、村上師より留学生一人ひとりに希望図書を贈呈いただいた。ザキロヴ・ディルショドベックさんのお礼の言葉、広瀬卓爾浄平協理事長の挨拶の後、深谷雅子浄平協副理事長を中心に、輪になって歓談を行った。
 三ヵ所合計で、大学院生15人、学部生13人、各会場で昨年に引き続いて応募した、という声が多く聞かれた。ある学生は、「希望する図書が高額で購入できず、図書館で借りたものには書き込みをしたくてもできなかったが、これで書き込みができる」と喜びの声を口にしていた。

建中寺でのブック・ギフトin Nagoyaの受賞者

第11回ブック・ギフト、今年度も3地区で開催、 58名の留学生から応募

2018.12.31

in Tokyo/平成30年12月2日、in Kansai/平成30年12月2日、in Nagoya/平成30年12月14日

ブック・ギフト活動は、浄土宗平和協会(JPA)の主要な活動の一つで、今年も東京、関西(京都)、名古屋地区で実施された。東京都、愛知県、関西圏の大学に通学する私費留学生が、与えられた小論文課題に日本語で応募し、審査に通れば2万円以内の希望する図書を受領できるというもの。3地区合計で58名からの応募があった。

12月上旬には、東京(大本山増上寺)、名古屋(建中寺=名古屋市東区)、関西(大本山百万遍知恩寺)の3カ所で、それぞれ授与式が行われた。授与式に参加した学生は、3会場で合計45人、嬉しそうに受け取る姿が印象的だった。本年度の応募の条件である作文のテーマは、「日本を留学先に選んだ理由」。外国人とは思えない流ちょうな日本語で書かれたレポートが集まった。

12月2日に贈呈式行われた東京会場では、青山学院大学、中央大学など7の大学から11人の応募があり、増上寺大殿で、希望図書を受け取った。国籍別では中国9名、韓国1名、香港1名。

関西会場は、大阪大学が3人、京都大学、大阪大学2人12大学から20人の応募があった。12月2日の贈呈式は大本山百万遍知恩寺で行われ、中国15名、ベトナム3名、韓国1名、カナダ1名の受賞者には、福原隆善台下が直々に希望図書を贈呈され、御影堂で数珠繰りなども体験した。

名古屋会場では、ベトナム8名、中国7名、ウズベキスタン4名、ネパール4名、韓国2名、フィリピン1名、タイ1名、合計27人の留学生から応募があった。日本福祉大学、名古屋経済大学など7校からの応募で、12月14日、建中寺本堂で、図書を受け取った。その後、建中寺の徳川家墓所を見学したほか、抹茶の接待を受けるなど日本文化の一端を体験した。

三ヵ所全体で、大学院生29人、学部生28人、研究生1人、各会場で昨年に引き続いて応募した、という声が多く聞かれた。


百万遍知恩寺でのブック・ギフトin Kansaiの授与式

第10回ブックギフト、平和の橋渡しをする留学生46名に希望図書を贈呈

2017.12.10

in Tokyo/平成29年12月10日、in Kansai/平成29年12月3日、in Nagoya/平成29年12月17日

平成29年5月現在、独立行政法人日本学生支援機構の統計によると、日本で学ぶ外国人留学生は約26.7万人、そのうちおおよそ95%の25.4万人が学費、生活費を自ら支弁する私費留学生である。

浄土宗平和協会(JPA)のブック・ギフト事業は主要な活動の一つで、東京都、愛知県、関西圏の大学に通学する私費留学生に対し、日本語でレポートを書けば、1万5千円以内の希望する研究書、辞典類など勉学に必要な高価な書籍を中心にプレゼントしようというもの。

この事業は、物価高の日本で生活費など苦労しながら勉強する留学生の姿を見て、帰国後はそれぞれの国と日本の橋渡しとなり平和に貢献してくれるにちがいないという希望を持って、行われていたある篤志家の意思を引き継いで、協会の顔となる事業として行ってきたもので、今年度でちょうど10周年を迎えた。

2017年のブック・ギフトは、12月上旬に東京(大本山増上寺)、関西(大本山百万遍知恩寺)、名古屋(建中寺=名古屋市東区)の3カ所で、それぞれ授与式が行われた。東京・関西・名古屋の3会場で計46人の応募があり、希望する本を受け取った。本年度の課題作文のテーマは、「あなたにとって印象的な日本人」。日本に来て数年間、出会った人々との心温まるエピソードなどを書き記した課題レポートが集まった。

12月10日に贈呈式行われた東京会場では、中央大学、青山学院大学など8の大学から16人の応募があり、増上寺大殿で奉告法要をおこなったあと川副春海浄平協理事長から、応募者を代表して安憲永さん(韓国)が、希望図書を受け取った。国籍別では中国13人、韓国3人。

関西会場は、大阪大学、関西大学など13大学から25人の応募があった。12月3日の贈呈式は大本山百万遍知恩寺で行われ、中国17名、韓国2名、ベトナム2名、インドネシア2名、マレーシア1名、香港1名の受賞者は、御影堂で百万遍数珠くりなどを体験した後、福原隆善台下が直々に希望図書を贈呈された。

名古屋会場では、中国2名、ベトナム2名、韓国1名の合計5人の留学生から応募があった。名古屋大学、名古屋工業大学からの応募で、12月17日、建中寺本堂で、希望図書を受け取った。その後、建中寺の徳川家墓所を見学したほか、抹茶の接待を受けるなど日本文化の一端を体験した。

 大本山増上寺でのブック・ギフトin Tokyoの授与式
大本山増上寺でのブック・ギフトin Tokyoの授与式

第9回ブックギフト、39名の受賞者に希望図書を贈る

2016.12.14

in Tokyo/平成28年12月4日、in Kansai/平成28年12月4日、in Nagoya/平成28年12月11日

ブック・ギフト活動は、浄土宗平和協会(JPA)の主要な活動の一つで、今年も東京、関西(京都)、名古屋地区で実施された。東京都、愛知県、関西圏の大学に通学する私費留学生に、日本語でレポートを書けば、1万5千円以内の希望する図書を受領できるというもので、12月上旬に、東京(大本山増上寺)、名古屋(建中寺=名古屋市東区)、関西(大本山百万遍知恩寺)の3カ所で、それぞれ授与式が行われた。希望図書を授与された学生は、3会場で合計39人、嬉しそうに受け取る姿が印象的だった。本年度の応募の条件である作文のテーマは、「日本に来て思うこと」。外国人とは思えない流ちょうな日本語で書かれたレポートが集まった。

12月4日に贈呈式行われた東京会場では、東京芸術大、一橋大など9の大学から11人の応募があり、増上寺大殿で、希望図書を受け取った。国籍別では中国7人、韓国2人、アメリカ1人、タイ1人。

関西会場は、大阪大学が3人、佛教大学3人、関西大学2人など13大学から19人の応募があった。12月4日の贈呈式は大本山百万遍知恩寺で行われ、中国13人、韓国2人、ベトナム2人、マレーシア2人の受賞者には、福原隆善台下が直々に希望図書を贈呈され、御影堂で数珠繰りなども体験した。

名古屋会場では、中国6人、台湾2人、インドネシア1人、合計9人の留学生から応募があった。名古屋大3人など7校からの応募で、12月14日、建中寺本堂で、図書を受け取った。その後、建中寺の徳川家墓所を見学したほか、抹茶の接待を受けるなど日本文化の一端を体験した。  三ヵ所全体で、大学院生24人、学部生13人、研究生2人、各会場で昨年に引き続いて応募した、という声が多く聞かれた。

大本山知恩寺でのブック・ギフトin Kansaiの受賞者
大本山知恩寺でのブック・ギフトin Kansaiの受賞者

第8回ブックギフトは36名の受賞者に贈呈

2015.12.10

in Tokyo/平成27年11月29日、in Kansai/平成27年12月6日、in Nagoya/平成27年12月13日

私費留学生に希望の図書を贈呈するブック・ギフトは、11月から12月にかけて、東京(大本山増上寺)、名古屋(建中寺=名古屋市東区)、関西(大本山百万遍知恩寺)の3カ所で行われた。3会場で合計36人の留学生が、嬉しそうに希望図書を受け取った。ブック・ギフト活動は、浄土宗平和協会(JPA)の主要な活動の一つで、東京都、関西圏、愛知県の大学に通学する私費留学生に、日本語でレポートを書けば、1万円以内の希望する図書を受領できるというもの。本年度の作文のテーマは、「故郷を考える」、外国人とは思えない流ちょうな日本語で書かれたレポートが集まった。

第8回目を数える東京会場の贈呈式は、例年通り大本山増上寺大殿を会場に、11月29日に行われた。青山学院大学、駒澤大学など8大学から12人(1人欠席)の応募があり、川副春海浄平協理事長から図書を受け取った。国籍別では中国9名、台湾1名、タイ1名、フィリピン1名。

第5回目となる関西会場は、12月6日に大本山百万遍知恩寺で行われた。12人の応募者は、京都大学、大阪大学など6大学からの応募で、国籍別では中国8名、ベトナム4名で会った。当日は、福原隆善台下より直接図書を受け取ったほか、御影堂で数珠繰りなどを体験した。

3回目となる名古屋会場では、中国9名、韓国3名の12人の応募があった。名古屋大学、名古屋工業大学など5校からの応募で、12月13日、建中寺本堂で、書籍を受け取った。その後、建中寺の徳川家墓所を見学したほか、抹茶の接待を受けるなど日本文化の一端を体験した。三ヵ所全体で、大学院生22人、学部生12人、研究生2人。

建中寺でのブック・ギフトin Nagoyaの受賞者

第7回ブックギフト、78名に希望図書を贈呈

2014.12.05

in Tokyo/平成26年11月30日、in Kansai/平成26年12月7日、in Nagoya/平成26年12月21日

私費留学生に希望の図書を贈呈する第7回ブック・ギフトは、11月から12月にかけて、東京(大本山増上寺)、名古屋(建中寺=名古屋市東区)、関西(大本山百万遍知恩寺)の3カ所で行われた。3会場で合計78人の留学生が、嬉しそうに希望図書を受け取った。

ブック・ギフト活動は、浄土宗平和協会(JPA)の主要な活動の一つで、東京、関西(京都)、名古屋地区で実施された。東京都、愛知県、関西圏の大学に通学する私費留学生に、日本語でレポートを書けば、一万円以内の希望する図書を受領できる、というもの。本年度の作文のテーマは、「私の留学生活」、外国人とは思えない流ちょうな日本語で書かれたレポートが集まった。

11月30日に贈呈式行われた東京会場では、東京大、立教大など12の大学から23人(1人欠席)の応募があり、増上寺大殿で、荻野順雄浄平協理事長から図書を受け取った。国籍別では中国13人、韓国6人、台湾1人、ベトナム3人。12月1日の関西会場は、百万遍知恩寺で行われ、36人の応募があった。京都大学が16人、大阪大学7人、佛教大学1人などで、東アジアだけでなくインド、スリランカ、ベトナム、モンゴルなどからも応募があり、服部法丸台下より、直接、図書を受け取ったほか、御影堂で数珠繰りなどを体験した。

2回目となる名古屋会場では、中国ほか台湾、ドイツ、インドネシアなどの留学生20人の応募があった。名古屋大8人、愛知淑徳大3人など8校からの応募で、12月21日、建中寺本堂で、本を受け取った。その後、建中寺の徳川家墓所を見学したほか、抹茶の接待を受けるなど日本文化の一端を体験した。三ヵ所全体で、大学院生54人、学部生20人、研究生3人ほか。

大本山知恩寺でのブック・ギフトin Kansaiの受賞者

第6回ブックギフト、新たに名古屋でも実施

2013.12.31

in Tokyo/平成25年11月30日、in Kansai/平成25年12月1日、in Nagoya/平成25年12月22日

私費留学生に希望の図書を贈呈する第6回ブック・ギフトは、11月から12月にかけて、東京(大本山増上寺)、名古屋(建中寺=名古屋市東区)、関西(大本山百万遍知恩寺)の3カ所で行われた。3会場で合計66人の留学生が、嬉しそうに希望図書を受け取った。

ブック・ギフト活動は、浄平協の主要な活動の一つで、今年から新たに名古屋地区で実施された。東京都、愛知県、関西圏の大学に通学する私費留学生に、日本語でレポートを書けば、1万円以内の希望する図書を受領できる、というもの。本年度の作文のテーマは、「日本で学んで好かったと思う時」、外国人とは思えない流ちょうな日本語で書かれたレポートが集まった(別掲記事参照)。

11月30日に贈呈式行われた東京会場では、東京大、立教大など10の大学から18人の応募があり、増上寺大殿で、荻野順雄浄平協理事長から図書を受け取った。国籍別では中国14人、韓国2人、台湾1人。12月1日の関西会場は、百万遍知恩寺で行われ、37人の応募があった。京都大学が9人、大阪大学5人、佛教大学4人などで、東アジアだけでなくインド、スリランカ、ベトナム、モンゴル、マレーシアなどからも応募があり、服部法丸台下より、直接、図書を受け取ったほか、御影堂で数珠繰りなどを体験した。

今回初めての開催となる名古屋会場では、初回にも関わらず中国ほかネパール、インドなどの留学生12人の応募があった。名古屋大、愛知県立芸術大など5校からの応募で、12月22日、建中寺本堂で荻野理事長より、本を受け取った。その後、建中寺の徳川家墓所を見学したほか、抹茶の接待を受けるなど日本文化の一端を体験した。全体で、大学院生46人、学部生17人、研究生3人。

大本山増上寺大殿でのブック・ギフトin Tokyoの受賞者

第5回ブックギフト、東西42名に希望図書を贈呈

2012.12.19

in Tokyo/平成24年12月2日、in Kansai/平成24年12月9日

第5回ブックギフトin Tokyo、第2回ブックギフトin Kansaiは、12月初旬、東京・増上寺、京都・百万遍知恩寺でおこなわれ、東京・京都の2会場で計42人の応募があり、33人の留学生が、希望する本を受け取った(5人は贈呈式欠席のため、所定の場所に本を取りに来てもらう)。

ブックギフト活動は、浄平協の主要な活動の一つで、東京圏、関西圏の大学、大学院に通学する私費留学生に、1万円以内の希望する図書を贈呈するもの。本年度の課題作文のテーマは、「私の好きな日本の風景」。日本に来て数年間、訪れた場所の印象などを書き記した課題レポートが集まった(別掲記事参照)。東京会場では、東京大学など14の大学から応募者が集まった。国籍別の内訳は、中国20人、韓国4人、台湾1人、香港(英国)1人。増上寺大殿で奉告法要をおこなったあと荻野順雄浄平協理事長から、応募者を代表して金月仙さん(中国)が、希望図書を受け取った。また、関西会場では、知恩寺御影堂で、参加者とともにお念仏、一枚起請文を称え、百万遍数珠くりを、参加者とともに行った。衆会堂で、大本山服部法丸台下より、希望の図書を受け取り、また、勤息執事より、寺の由来などを聞いた。関西会場の応募者は、大阪大学など6校より、中国10人、韓国2人、ベトナム3人だった。

大本山増上寺大殿でのブック・ギフトin Tokyoの授与式

第4回ブックギフト、関西でも実施を始める、東西55名に希望図書を贈呈

2011.12.21

in Tokyo/平成23年12月4日、in Kansai/平成23年12月11日

浄土宗平和協会の主事業の一つである私費留学生図書支援ブック・ギフトが、東京とともに新たに京都会場が増え、12月初旬、2カ所で合計55人が希望する図書を受け取った。

ブック・ギフトin Tokyo は、今年で4回目。都内の13大学から応募があった。12月4日欠席者を除き25人が、大本山増上寺大殿に集まり、浄平協副理事長小林正道上人から立教大学大学院生の金晈環(キム・ミンギョン)さんが代表して書籍を受け取った。今年のレポートのテーマは、「日本人の良いところ、悪いところ」、様々な視点から、ハッとするような鋭い指摘がある小論文が目立った。会場を移し、それぞれの図書を贈呈した。土屋正道東京教区教化団長から、印象的なお話を伺った。

ブック・ギフトin Kansaiは12月11日大本山知恩寺に於いて開催され、近畿各地の私費留学生17名が参加した。まず御影堂で小泉副理事長導師のもとお勤めをし、留学生も一緒に一枚起請文を拝読し百万遍数珠繰りを行った。

その後、場所を衆会堂に移し図書贈呈式を執り行った。初めに大本山知恩寺法主・服部法丸台下から、留学生代表鮑嘯軼(ホウ・ショウイツ)さんに希望の図書が贈呈され、激励の言葉がかけられた。続いて小泉副理事長によって、残り16名の留学生に図書が手渡された。図書贈呈後、服部法主台下よりご垂示をいただき、山北人権同和室長らからご挨拶があった。その後、留学生たちを囲んで座談会を行い、各自勉強している内容や、希望図書について語ってもらった。ある学生は、「希望する図書が高額で購入できず、図書館で借りたものには書き込みをしたくてもできなかったが、これで書き込みができる」と喜びの声を口にしていた。

また留学生たちは一様に「自身の研究・勉学を活かして世界平和に貢献したい」と希望を述べていた。

 

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大本山知恩寺でのブック・ギフトin Kansaiの授与式

第3回ブックギフト in Tokyo、43名に希望図書を贈呈

2010.12.08

平成22年11月28日

私費留学生希望図書支援の第3回ブックギフト in Tokyoの授与式が、11月28日大本山増上寺大殿で行 われた。事業には東京都内の大学、専修学校19校から中国、台湾など4カ国43人の応募があり、授業など で欠席の学生をのぞき41人の私費留学生が、集まった。

大殿では、浄平協副総裁で、大本山光明寺法主の宮林昭彦台下から、日本の仏教についての話を聞き、 希望の本を受け取った。日本仏教の伝統儀礼に、感動する留学生の姿が目立った。

「ブックギフト」は、都内の大学に通う私費留学生の勉学に資するため、希望の図書1万円以内、4冊 までの図書を贈呈する活動。「日本に来て、もっとも感動したこと」をテーマに、日本語で小論文を寄せて 頂き、合計78冊の図書を贈呈した。授与式では、留学生を代表して台湾(中華民国)の胡雅凌さんが、宮林 台下から図書を受け取り、「今後の勉学の励みとしたい」とお礼の言葉を述べた。 来年は、東京での実施はもちろんのこと、関西地区でもこの事業を行えるよう準備を行っている。

 

増上寺大殿で宮林副総裁より希望図書を受け取る留学生

第2回ブックギフト in Tokyo、42名に希望図書を贈呈

2009.11.29

平成21年11月29日

浄土宗平和協会が行う私費留学生希望図書支援事業第2回ブック・ギフト in Tokyo の書籍授与式が、 大本山増上寺(東京都港区)で行われ、6カ国42人が「あなたにとって平和とは」 と題した課題作文を提出、希望の本を、受領した。

 

ブック・ギフト活動は、東京で近年の円高に苦労して勉学に励む世界の私費留学生に対し、1万円以内の 希望する書籍を贈呈し、相互的な国際理解を深め、ひいては共生社会の実現のために行う浄土宗平和 協会の企画。この日は、増上寺大殿に武蔵野大学8人、東京大学7人、立教大学4人、慶応義塾大学3人、 駒沢大学3人、一橋大学2人、早稲田大学2人など都内の大学で学ぶ留学生があつまり、大殿で 荻野理事長が、学生代表者に希望の本を手渡した。

 

儀 式終了後、増上寺会館でJPA事務局により、希望する本をそれぞれ手渡され、すがすがしい留学生の 笑顔が会場にあふれた。

 

増上寺大殿で荻野JPA理事長より希望図書を受け取る留学生

第1回ブックギフト、75名に希望図書を贈呈

2008.11.30

「ブック・ギフト」の書籍授与式が行われ、都内の大学20校から8カ国75人の応募があり、 「日本の自然、科学技術などに目を見張る」、「日本人の人々の心情に心うたれた」など 数多くの作文「テーマ・私の見た日本」を寄せてくれた留学生が、増上寺大殿に集まった。 希望図書は、多岐にわたり、専門書、辞典、図鑑、コンピューター関連書籍など。

 

増上寺大殿に集まった留学生たち