ブックギフト活動報告

2015年12月10日

第8回ブックギフトは36名の受賞者に贈呈

in Tokyo/平成27年11月29日、in Kansai/平成27年12月6日、in Nagoya/平成27年12月13日

私費留学生に希望の図書を贈呈するブック・ギフトは、11月から12月にかけて、東京(大本山増上寺)、名古屋(建中寺=名古屋市東区)、関西(大本山百万遍知恩寺)の3カ所で行われた。3会場で合計36人の留学生が、嬉しそうに希望図書を受け取った。ブック・ギフト活動は、浄土宗平和協会(JPA)の主要な活動の一つで、東京都、関西圏、愛知県の大学に通学する私費留学生に、日本語でレポートを書けば、1万円以内の希望する図書を受領できるというもの。本年度の作文のテーマは、「故郷を考える」、外国人とは思えない流ちょうな日本語で書かれたレポートが集まった。

第8回目を数える東京会場の贈呈式は、例年通り大本山増上寺大殿を会場に、11月29日に行われた。青山学院大学、駒澤大学など8大学から12人(1人欠席)の応募があり、川副春海浄平協理事長から図書を受け取った。国籍別では中国9名、台湾1名、タイ1名、フィリピン1名。

第5回目となる関西会場は、12月6日に大本山百万遍知恩寺で行われた。12人の応募者は、京都大学、大阪大学など6大学からの応募で、国籍別では中国8名、ベトナム4名で会った。当日は、福原隆善台下より直接図書を受け取ったほか、御影堂で数珠繰りなどを体験した。

3回目となる名古屋会場では、中国9名、韓国3名の12人の応募があった。名古屋大学、名古屋工業大学など5校からの応募で、12月13日、建中寺本堂で、書籍を受け取った。その後、建中寺の徳川家墓所を見学したほか、抹茶の接待を受けるなど日本文化の一端を体験した。三ヵ所全体で、大学院生22人、学部生12人、研究生2人。

建中寺でのブック・ギフトin Nagoyaの受賞者