ブックギフト活動報告

2014年12月05日

第7回ブックギフト、78名に希望図書を贈呈

in Tokyo/平成26年11月30日、in Kansai/平成26年12月7日、in Nagoya/平成26年12月21日

私費留学生に希望の図書を贈呈する第7回ブック・ギフトは、11月から12月にかけて、東京(大本山増上寺)、名古屋(建中寺=名古屋市東区)、関西(大本山百万遍知恩寺)の3カ所で行われた。3会場で合計78人の留学生が、嬉しそうに希望図書を受け取った。

ブック・ギフト活動は、浄土宗平和協会(JPA)の主要な活動の一つで、東京、関西(京都)、名古屋地区で実施された。東京都、愛知県、関西圏の大学に通学する私費留学生に、日本語でレポートを書けば、一万円以内の希望する図書を受領できる、というもの。本年度の作文のテーマは、「私の留学生活」、外国人とは思えない流ちょうな日本語で書かれたレポートが集まった。

11月30日に贈呈式行われた東京会場では、東京大、立教大など12の大学から23人(1人欠席)の応募があり、増上寺大殿で、荻野順雄浄平協理事長から図書を受け取った。国籍別では中国13人、韓国6人、台湾1人、ベトナム3人。12月1日の関西会場は、百万遍知恩寺で行われ、36人の応募があった。京都大学が16人、大阪大学7人、佛教大学1人などで、東アジアだけでなくインド、スリランカ、ベトナム、モンゴルなどからも応募があり、服部法丸台下より、直接、図書を受け取ったほか、御影堂で数珠繰りなどを体験した。

2回目となる名古屋会場では、中国ほか台湾、ドイツ、インドネシアなどの留学生20人の応募があった。名古屋大8人、愛知淑徳大3人など8校からの応募で、12月21日、建中寺本堂で、本を受け取った。その後、建中寺の徳川家墓所を見学したほか、抹茶の接待を受けるなど日本文化の一端を体験した。三ヵ所全体で、大学院生54人、学部生20人、研究生3人ほか。

大本山知恩寺でのブック・ギフトin Kansaiの受賞者