宗教のるつぼ、エルサレムを行く(第6回スタディツアー)
2011.03.01
平成23年2月21日から8日間
宗教のるつぼともいわれるエルサレム、東ローマ帝国の首都で、今はイスラム教の聖地でもあるイスタンブールを訪れる第6回スタディーツアーを行いました。今回は、支援団体である「日本国際ボランティアセンター」、「パレスティナ子どものキャンペーン」が活動するエルサレムで、国際的な問題と化しているパレスティナ問題を現地で体感したことの他、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の聖地で、それぞれの宗教が混在して活動、世界中からそれぞれの宗教の信者が集まる聖地エルサレム(イスラエルの首都)、イエス・キリストの生誕地、旧約聖書のユダの街、そしてパレスティナ自治区の町であるベツレヘムを回るとともに、帰路、黒海・地中海を結ぶボスフォラス海峡に面した歴史の町イスタンブール(トルコ)を観光しました。 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の世界三大宗教の聖地であるエルサレムは、一方でパレスチナ民族問題で揺れ、いまも都市の間を民族を分かつ巨大な壁が存在します。イスラエルの空港は過敏なほどセキュリティも厳しく、緊張しました。パレスチナ自治区内の幼稚園を訪ねたり、現地の人たちと食事会をして状況を聞いたり、難民キャンプ(難民村)を訪問したりと、単一民族の日本人には実感できないところもありますが、宗教と民族対立という難しい問題を目の当たりにしました。
スタディーツアーの一場面