ミャンマーでの寺子屋視察(第3回スタディツアー・ミャンマー)
2006.01.30
平成18年1月30日から6日間
仏教を深く進行する国民の多いミャンマー(旧ビルマ)に、浄土宗平和協会は、第3回スタディツアーを行った。 今回は財団法人浄土宗報恩明照会(金田進徳理事長)の協力で、同財団が事業として進める寺子屋の開校式と 浄土宗平和協会主催の終戦60周年平和法要がその中心となった。両会の理事長をはじめとする21名が全国から 参加した。
浄土宗平和協会は、平和法要を首都ヤンゴン郊外の日本人墓地で行った。「諸精霊の菩提に資助し、 厳かに追悼の誠を捧げ、世界の恒久平和の誓いを奉らんと欲す。」理事長・長島善雄師の訴えかける ような声が、「ビルマ平和記念碑」に響きわたった。平和法要は花輪を捧げ、長島師を導師に、 報恩明照会理事長らが中止となってつとめられた。
極楽に舞う花びらを模した散華を、一行のうちの僧侶が礼讃を唱えながら散らす散華行通も行った。
また、浄土宗報恩明照会が進めるミャンマー北部マンダレー郊外の寺子屋の落成式にも出席し、 ミャンマーの子どもたちとの交流を行ったほか、同国で医療活動を行うNGO国際医療奉仕団ジャパン ハート代表、吉岡秀人氏の報告会もあり、医療過疎や貧困からくる目を覆いたくなる症例や 医療の実態を学んだ。