MESSAGE
声明文・メッセージ
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2026年03月06日
即時停戦を訴えます
私たちは、「いかなる戦争も問題の解決にならず、当事国の市民だけでなく、全世界の人々に大きな悲しみや苦しみをもたらす、最大の罪悪である」との認識に立ち、一切の戦争に反対し、平和な世界の実現に向けて活動を続けてまいりましたが、今般のアメリカとイスラエルによる武力行使、これに対するイランの報復攻撃に対して、深い憂慮の念を覚えます。
2022年2月24日に勃発したロシア・ウクライナ戦争は戦闘開始以降4年を経た今もなお続いています。また2006年以来、本年で20年もの長きにわたるガザ・イスラエル紛争も、激化こそすれ終息する気配はありません。
平和を心から希求し活動する世界の人々の願いや祈りが届かないばかりか、さらなる今回の武力行使は、兵士の犠牲や戦火の拡大を招きこそすれ平和な日々をもたらさず、多くの子どもたちや市民が巻き添えになっている現状を看過し許容することはできません。
いま私たちは、「兵戈無用※」と、法然上人の「万民救済」のお言葉を心に刻み、声を大にして即時停戦を訴えます。恒久的な終結がなされ、紛争当事国の人々に真に平和な日常が一日も早く訪れるよう願ってやみません。
令和8年3月6日
浄土宗
浄土宗平和協会
※兵戈無用ひょうがむゆう:武力を行使し戦うことなく。『無量寿経』巻下 -
2024年10月15日
日本被団協のノーベル平和賞受賞に関する理事長コメント
日本被団協の2024年ノーベル平和賞受賞を心からお祝い申し上げます。
核兵器使用の危機が叫ばれている中での日本被団協の受賞は、私ども浄土宗平和協会にとりましても、大きな励みとなるものです。
1956年の結成以来、約70年間もの長きにわたり、核兵器廃絶を訴え続けてこられた被団協の皆様のたゆまない活動は、2017年に国連で採択された「核兵器禁止条約」にもつながりました。長年の堅実で精力的なご努力にあらためて敬意と感謝を表します。
今回の受賞が核兵器廃絶への確かな一歩となることを念願するとともに、浄土宗平和協会といたしましても、心を新たにして世界平和の実現に向けて力を尽くしてまいります。
浄土宗平和協会 理事長 廣瀬卓爾 -
2023年11月01日
即時停戦を!
わたくしたち浄土宗平和協会は、「いかなる戦争も問題の解決にならず、当事国の市民だけでなく、全世界の人々に大きな悲しみや苦しみをもたらす、最大の罪悪である」との認識に立ち、一切の戦争に反対しています。
2022年2月24日にロシアの軍事進攻によって勃発したロシア・ウクライナ戦争は、平和を希求する世界中の人々の願いもむなしく、その様相はいよいよ混沌化しやがて二年が過ぎようとしています。
私たちは、戦争勃発四日後に、深い悲しみと憂慮を覚え、一日も早くウクライナの人々に平和な日常が戻ることを、また当事国の兵士たちの心身の傷が癒されることを願い、即時無条件停戦を訴えましたが、現況を知るにつけ、この想いはますます強まりつつあります。
このような情勢の中、2023年10月7日からはイスラエル・パレスチナ間の武力衝突が激しさを増し、戦禍は刻々と拡大しています。民族的・宗教的・政治的背景はともかく、双方の武力攻撃によって無辜の市民が殺戮される惨状は、あたかも地獄絵そのものです。
犠牲者の多くは、この世に生を受けて間もなくの新生児、いたいけな無垢な少年少女たち、人生の晩年を迎えていた高齢者たちだと報じられています。その誰もが、がかけがえのない一度限りの人生を、私たちと同じように幸福に過ごす権利を持っています。
私たちは、あらためて声を大にして訴えます。最大級の怒りを込めて、「戦争は最大の罪悪である!」と。
「すべてのものは暴力に脅えている。すべてのものは死を恐れている。自分の身にひきあてて殺してはならない。殺させてはならない」この『ダンマパダ』(法句経)に依るまでもなく、古来、仏教徒には不殺生戒の遵守が求められてきました。理由の如何を問わず、無辜の人々が殺害されている現状を仏教徒として座視することは断じてできず、即時無条件停戦を求めてやみません。 -
2022年02月27日
【緊急メッセージ】「私達は一切の戦争に反対し、即時停戦を望みます」
「私達は一切の戦争に反対し、即時停戦を望みます」
浄土宗平和協会
わたくしたち浄土宗平和協会は、「いかなる戦争も問題の解決にならず、当事国の市民だけでなく、全世界の人々に大きな悲しみや苦しみをもたらす、最大の罪悪である」との認識に立ち、一切の戦争に反対します。
現下のウクライナ情勢を知るにつけ、深い悲しみと憂慮を覚えると同時に、即時無条件停戦を訴えます。
戦争状態の即時終結がなされ、ウクライナの人々に平和な日常が戻ることを、また当事国の兵士たちの心身の傷が一日も早く癒されることを願わずにはおれません。 -
2008年03月24日
「チベットに平和を」浄土宗平和協会声明
平和と共生を追求する浄土宗平和協会(Jodo Shu Peace Association)は、浄土宗唯一の平和団体として、チベット仏教の聖地であるラサ市をはじめ中国各地において、僧侶・市民と治安部隊の衝突により多くの死傷者が出ている深刻な事態に対し、深い憂慮を表明します。この衝突によって命を喪い、また傷ついた人々に対し、悲しみを同じくしております。非暴力を標榜する浄土宗は、いかなる理由があろうとも武力をもって間題の解決をはかることを否定します。私たちは、チベットの人々の苦しみに深い思いをはせております。
有史以来、人類は数多くの争いを繰り返してきました。そして、そこでは多くの人々の「いのち」が奪われ、傷つけられるとともに、遺族たちの悲しみと憎しみを生み出してきました。武力で平和は築けません。武力は怨みを生じ、果てしのない報復の連鎖を生み出します。
仏教の祖釈尊は「人はすべて暴力におびえる。すべての者にとって生命は愛しい。わが身にひきあてて殺してはならない。殺させてはならない」(法句経130)と教えています。チベットの人々は敬虔な仏教徒であり、仏教に帰依しております。その人々に対し、暴力によって問題の解決が図られたことに、私たちはただただ驚くとともに深い憂いを覚えずにはいられません。
日本政府におかれましても関係諸機関とはかり解決への努力を続けられることを念願するものであります。
私たち浄土宗の僧侶、信徒は、暴力のない、人間同士が信じ合い、愛し合い、助け合う共生の世界が一日も早く来るように望んでやみません。
合掌